20億回分のワクチンを 世界中の人々のもとへ
2021年7月12日
お知らせ
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、世界中で1億8,000万人以上の感染が確認され、390万人以上が命を落としています(6月28日時点:WHO状況レポートより)。
パンデミック宣言から約1年。この間、途上国の子どもたちを取り巻く環境は急速に悪化しました。
医療現場への負担の集中や、多くの医療従事者の罹患などにより、低中所得国では提供される保健サービスが50%も減少。母子栄養サービスも著しく減少しています。
さらに、もともと困窮状態にあった多くの家庭にとって頼みの綱であった学校給食も休校措置のため中断、3億人以上の子どもの栄養状態を脅かしています。
このままワクチンが届かず、子どもを守るシステムが圧迫され続ければ、何百万人もの幼い命が危機にさらされます。
最も弱い立場の子どもたちをこれ以上犠牲にしないために、ワクチンの普及による一日も早い 社会の正常化が求められています。