【緊急募金のお知らせ】

全国の皆さまからご支援いただきましたネパール大地震緊急募金は、

10月31日をもちまして受付を終了いたしました。

多くのご支援をありがとうございました。

皆さまのご支援でできたこと

ユニセフは地震直後、国内の倉庫に備蓄されていた緊急支援物資の提供を実施。ネパール国外からの支援物資が届くまで、被災したみなさんの命をつなぐための支援を行うことが出来ました。ユニセフは被災した子どもや家族が安心して過ごせるよう、保健、栄養、水と衛生、教育、子どもの保護、社会保護などの分野で率先して活動を展開しました。以下に、一部の活動を抜粋してご紹介します。(2016年4月25日更新)


水と衛生
  • 十分な量の安全な水を得られた人々の数・・・132万4,969人
  • 水と衛生キットの配布および衛生教育を受けた人々の数・・・89万589人
  • 緊急、かつ長期的に衛生設備の支援を受けた人々の数・・・42万5,649人


保健
  • 大規模予防接種キャンペーンで麻疹のその他の予防接種を受けた生後6ヶ月以上5歳以下の子どもの数・・・53万7,081人
  • 下痢症の治療を受けた5歳以下の子どもの数・・・40万6,181人
  • 最も被害を受けた11郡のユニセフが支援する22箇所の仮設避難所で基本的な保健サービスの支援を受けた妊婦の数・・・1万1,333人
  • 最も被害を受けた11郡で活動する社会福祉士330人によって保健、栄養、水と衛生に関するカウンセリングを受けた人・・・79万2,000人
  • 支援地域の女性と子どもを対象に提供された殺虫剤処理を施した蚊帳の数・・・10万5,000帳
  • 医療用テント326帳、緊急保健キット321セット、手術設備400セット助産キット1,080セット、赤ちゃんの肌着5万3,000枚を提供


栄養
  • 治療した生後6ヶ月以上5歳以下の重度の栄養不良の子どもの数・・・1,347人
  • 微量栄養素パウダー(15種のビタミン・ミネラルなどの必須微量栄養素が入ったふりかけのようなもの)を配布された生後6ヶ月以上5歳以下の子どもの数・・・32万6091人
  • 上腕周囲計によって検査を受けた生後6ヶ月以上5歳以下の子どもの数・・・37万3,546人
  • 急性栄養不良と診断されて、治療を受けた子どもの数・・・825人
  • 母乳育児や人工栄養の危険についてカウンセリングを受けた妊婦、および授乳中の女性の数・・・14万2,7131人
  • ビタミンAを受け取った子どもの数・・・35万4,562人
  • 鉄分と葉酸を2ヶ月分受け取った女性の数・・・24,902人


子どもの
保護
  • 地震後の心のケアを受けた子どもの数・・・18万570人
  • 人身売買その他のリスクから救われた子どもの数・・・1,472人
  • 子どもが友達と安全に遊び、心理的ケアを行えるために設置された子どもにやさしい空間・・・224箇所
  • 親や保護者が同伴していない、脆弱な立場に立たされていると報告された子どもの数・・・3万9,337人
  • 緊急支援を受けた親や保護者が同伴していない子どもの数・・・1万3,317人
  • 人身売買や子どもの保護に関する危険から守るために設置された警察の検問所の数・・・86箇所
  • 警察の介入によって保護された人身売買の危険があった人の数・・・1,851人(女の子437人、女性825人、男の子413人、男性176人)
  • 暴力、虐待、搾取やジェンダーにもとづく暴力に対応するために組織された女性グループの数・・・3,445グループ
  • 配布された子ども服の数・・・74,970枚
  • 脆弱な子ども、妊婦、授乳中の女性に配布されたブランケットの数・・・7,720枚


教育
  • 1,793校の仮設教室で学ぶ子どもの数・・・17万9,300人
  • 学校教材・保育教材を受け取った子どもの数・・・88万1,100人
  • 社会心理ケア、救命メッセージに関する研修を受けた教師の数・・・8,125人
  • 学校に戻ることが子どもが日常生活を取り戻し、安全でいるためのメッセージを受け取れる、という趣旨の新聞、ラジオテレビ番組などでメッセージを受け取った子ども、教師や家族の数・・・100万人以上
  • 教育の支援を受けた障がいのある子どもの数・・・1,098人(男の子572人、女の子526人)


その他
  • 緊急現金給付支援を受けた特に脆弱な人々(いわゆる不可触賎民の子ども、身体障害者、寡婦、少数民族など)の数・・・43万4,000人
  • 救命に関する重要な情報やメッセージを受け取った人の数・・・100万人以上
  • ラジオ放送によって重要なメッセージを流した回数・・・191回、10万分以上
  • ラジオ番組'Bhandai Sundai'('Talking-Listening')の中で行われた心理社会カウンセリングの回数・・・1万3,300分以上
  • ラジオ番組中に寄せられた相談の電話の数・・・1,200件
  • 19種類の広報資料を180万人以上に提供

 

暴力から逃れるために、ミャンマーのラカイン州からバングラデシュに逃れてきたロヒンギャ難民は40万人以上。その6割を占める子どもたちが今、命の危機にさらされています。

バングラデシュに到着するまでに、何日間も歩き続け、海を渡ってきたロヒンギャ難民たちは、疲弊し、病気や飢えに苦しんでいます。

過密状態にある難民キャンプなどに身を寄せていますが、多くの子どもたちは十分な衣類もなく、風雨にさらされています。また衛生状態の悪い中で、感染症のリスクも増大しています。特に幼い子どもたちにとって、感染症は命を落とす要因になります。

ロヒンギャ難民の人々は、食料や水など、命を守る支援を切実に必要としています。

さらに、悲惨な暴力を経験した子どもたちは、心に大きな傷を負っていることも多く、心のケアが緊急に必要とされています。

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危機下にあるロヒンギャ難民の子どもたちと家族に、人道支援活動を届けるユニセフの活動を支えるため、みなさまのあたたかいご協力をお願いいたします

ロヒンギャ難民 緊急募金

郵便局(ゆうちょ銀行)募金口座
振替口座:00190-5-31000
口座名義:公益財団法人 日本ユニセフ協会

*通信欄に「ロヒンギャ」と明記願います。 *窓口での振り込みの場合は、送金手数料が免除されます。

ユニセフへのご協力、いつもありがとうございます

2014年3月よりご支援をいただいておりました

エボラ出血熱緊急募金の受付を

2016年1月31日(日)をもって終了させていただくこととなりました。

 

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© UNICEF/UNI18)1845/Irwin

教室に入る前に消毒用の塩素が入った水で手を洗う女の子(リベリア)

2017年2月に開催された北海道大学創成研究機構主催の

「第12回創成シンポジウム感染症研究の最前線

     ~エボラ・結核を例に~」では

北海道ユニセフ協会はエボラ出血熱に関して、

ユニセフ活動を紹介するポスターと募金活動をさせて頂きました。

 

これまでの皆様の温かいご支援に心より感謝申し上げます。

 

シリア緊急募金

【2015年11月4日  ジュネーブ発】

レスボス島にボートで辿り着いた4歳と2歳半の女の子。

© UNICEF/NYHQ2015-2620/Gilbertson VII

レスボス島にボートで辿り着いた4歳と2歳半の女の子。(ギリシャ)

ヨーロッパに流入する難民・移民の数は、かつてないほどに膨れ上がっています。2015年10月の1カ月間で、2014年の1年間の難民数と同じ数の人々が到着しました。地中海やギリシャ、バルカン半島西部を通ってヨーロッパにやってくる難民の半数以上は、シリアの紛争を逃れてきた人々です。こうしたヨーロッパの難民危機は、子どもたちの危機でもあります。

増加する難民・移民の子どもたち

2015年の最初の8カ月間で、前年同期間の2倍近くの子どもたちが保護を求めています。危険な旅路を生き抜いてヨーロッパに到着した後も、暴力や搾取、ときには人身売買などの危険に晒され、雨や寒さも追い打ちをかけます。子どもたちは身体的に疲れ果て、不安や恐怖から心にも大きなストレスを抱えており、安全な場所と休息、食べ物や水、暖かい衣類、衛生的な環境を必要としています。

ユニセフの活動(一部)

  • ユニセフの「子どもにやさしい空間」で遊ぶアフガニスタンから逃れて来た子どもたち。

    © UNICEF/NYHQ2015-2706/Gilbertson VII

    マケドニアとの国境に近い場所に設置された、ユニセフの「子どもにやさしい空間」で遊ぶアフガニスタンから逃れて来た子どもたち。(セルビア)

    ユニセフは、流入する難民の子どもたちとホストコミュニティが緊急的に必要とする支援を進めています。

  • マケドニア、セルビア、クロアチアでは、難民の受け入れセンターに子どもたちが安心して過ごせる"子どもにやさしい空間"を設置したり、移動チームが訪問して、子どもたちの遊びや学び、心理社会的ケアを行っています。
  • セルビア、クロアチアでは、赤ちゃんや母親に安全な水や衛生用品を提供したり、母乳育児の支援をしたりする母子スペースを設置しています。
  • 難民の女性や子どもへの暴力を防ぐため、男女別のトイレやシャワー、照明の設置、スタッフによる昼夜の巡回などを支援しています。
  • 障がいのある子どもなど特別なニーズをもつ子どものための設備を整備しています。
  • セルビアの3カ所に、緊急時に備えて子ども用のレインコート1,200着を準備しています。
  • 携帯電話などの端末を使い、難民の移動ルートや支援拠点からのリアルタイムの情報を収集できるアプリケーションを開発しました。

皆さまのご支援をよろしくお願いいたします。

 

シリア緊急募金
郵便局(ゆうちょ銀行)
振替口座:00190-5-31000
口座名義:公益財団法人 日本ユニセフ協会
*通信欄に「シリア」と明記願います。
*窓口での振り込みの場合は、送金手数料が免除されます。

ネパール大地震緊急募金のため、

街頭募金を13日まで開催しています。

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札幌市中央区北4西5 アスティ45の

地下広場と交差点付近で行っております。

11日には札幌大学ユニセフネットのOBさんが

協力して下さいました。

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北海道ユニセフ協会では、ユニセフ・ネパール大地震緊急募金へのご協力を呼びかけています。

また、すでに募金にご協力いただきました皆さまに、心よりお礼申し上げます。

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