【道協会主催・後援の行事】

現地スタッフ「トゴタ・ソゴバ氏」を迎えて ―アフリカの子どもたちに清潔で安全な水を―


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(←成長したメジナ虫
足から出てくる時は激痛...) 


11月29日コープさっぽろ北12条店2階会議室に於いて、ユニセフ現地ナショナルスタッフのトゴタ・ソゴバ氏に「子供たちに清潔で安全な水を」の表題でマリ共和国の現状をお聞きすることができました。当日は100名を超える市民の参加があり、いっそう理解を深めることができました。
 マリ共和国の面積は日本の3.3倍に当たり、国土の65%が砂漠です。5歳未満児死亡率は1000人に対し191人に上ります。
 特に水と衛生をめぐる問題は緊急を要します。安全な水を確保できない住民は不正性な水によってメジナ虫が体の中に入り筋肉を蝕みます。その間は痛みの連続。メジナ虫は体の中で成長し、ともすると1mにも成長し足や鼻からでてくることを知りました。ユニセフの支援事業によって井戸による水やトイレの確保を目標にしています。トイレ問題では作ることより使うことを伝える苦労話など、現地ならではのお話が聞けました。
2006unicef-myujicalgakaisaisaremasita2.jpg 2006unicef-myujicalgakaisaisaremasita1.jpg  北海道支部の元専務理事で詩人の 原子修先生 が、ユニセフ活動の重要テーマである 「子供の権利条約」 をみんなに知ってもらうために書かれた童話「月と太陽と子どもたち」を原作として、先生自身が脚本作成から舞台総監督までプロデュースされて、毎年上演されているものです。上演する劇団は (株)アレフ の全面支援で誕生した 「月と太陽と子どもたち劇団」 で、未就学児童から小中高生を中心に大人の俳優も交えて構成されています。
 この写真は2006年11月に上演された4作目 「風さん おしえてね」 の一シーンですが、2005年の3作目ミュージカル「美しい笑顔の花を咲かせていくわ」は、日本ユニセフ協会創立50周年記念事業として、2005年12月東京日本橋劇場公演も行われ好評でした。これら「子ども権利条約劇」はこうして2004年4月から札幌・東京・函館で4作品13公演が実施されています。
 公演ご希望の方は、少なくとも 半年前 までに、当支部か 原子先生 に直接 (電話011-612-3817) ご連絡ください。
2006sintitosekuukousyupaturobi-denopanerusyasinten.jpg 北海道空港さんの特別のお計らいで、今年は新千歳空港の出発ロビーをお借りしてのユニセフパネル写真展を2006年7月22日(土)~28(金)の1週間のロングランで開催することができました。
 今回は、エイズ世界キャンペーンのために、今年新しく製作された、アグネス・チャンの「レソト王国報告パネル写真」の第1号使用者となりました。レソト王国の人口がちょうど札幌市の人口とほぼ同じことから、札幌市に引き付けてのクイズなども用意し、ほぼ白石区の全員がエイズに罹っていることになるなど紹介しました。夏休みの家族連れなど普段接触されない多様な方々に見ていただけた有意義な1週間でした。
 また、パネル写真展と併せて、ユニセフグッズ頒布も実施しましたが、グッズ頒布120,490円。募金も73,965円集まりました。更に、後日北海道空港さん」から30万円の募金をもいただきました。
 今後もより多くの方の目に触れる機会が増えると嬉しいですね。

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