【2011年7月4日】
『週刊ポスト』4月15日号の記事について、4月7日付の文書を通じて当協会が行った厳重抗議に対し、7月4日、同誌編集部より、以下の文書が届きました。
【2011年4月7日】
4月7日付で、下記の文書により厳重抗議致しました。
【2011年4月5日】
このたび『週刊ポスト』4月15日号に掲載されました日本ユニセフ協会に関する記事につきまして、当協会の事業をご支援くださっている多くの方々ならびに一般の方々へ誤解や不信の念を抱かせてしまう結果となり、たいへん遺憾に存じております。
同誌からの取材に対しましては、当協会の広報室長が長時間・複数回にわたる取材に真摯に対応してまいりましたが、こちらの説明や活動の主旨が十分理解されず、また明らかな事実の誤認に基づく表記が含まれているなど、結果的に残念な内容の記事が掲載されてしまったと受け止めています。
今回の東日本大震災発生に伴う緊急募金につきましては、すでにご案内のとおり、その全額を東日本大震災支援活動に充てさせていただきます。『週刊ポスト』の当該掲載記事は、今回の国内向け緊急募金を独立した別基金として実施しているにもかかわらず、当協会がふだん海外向け緊急募金実施の際に付記している、「なお、当緊急・復興支援に必要な資金を上回るご協力をいただいた場合、現在行われている他の緊急・復興支援に活用させていただくことがありますので、ご了承願います。」の一文を付記してしまい、それに基づく誤解が、特にインターネット上で拡散してしまったことに起因いたします。
このことにより、日ごろよりユニセフを支えてくださっている皆さまに甚大かつ深刻なご迷惑をおかけしてしまったことにつき、衷心よりお詫び申し上げます。
東日本大震災緊急募金につきましては、その収支の透明性を図るために、随時ホームページ上でその収支等を公開するとともに、内容については、内部監査に加え、日本公認会計士協会が協力して透明性を高めることになっています。
引き続き、ユニセフならびに日本ユニセフ協会の活動に、ご理解・ご支援のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。