◆2006/03月 |
ラオススタディーツアー現地視察報告 「 トラフィッキング(人身売買) 」編 |

■トラフィッキング(人身売買)について
左記の写真は「 友好橋のトラフィッキング広告版」で、 2005 年 3 月より国境近くや主な幹線道路沿いに設置されました。これを含め 5 種類の看板があり、それぞれ 2 ~3か月おきに循環させています。看板を見て、目だっていい・ トラフィッキングについてよくわかる様になったなどと評価されています。 この広告版は、労働福祉省とユニセフが協同して作成、設置しています。 ユニセフでは子どもや若者が守られ、安心して生活できる環境を作るために活動し、反トラフィッキングの事件の起訴や法制度の強化、若者への予防策などの取り組みを支援しています。
看板内容 ① よく考えれば大丈夫。人身売買の被害者にならないで!! 私は騙されました...。いい仕事に就けると思っていました。 でも、ほとんど休む間もなく、一日中つらい仕事をしなければならないのです。 女性と子どもの人身売買は違法です!!
■船着場で活動視察
不法入国とトラフィッキングの違い 不法入国・・・自分の意思で不法に入国すること。始めは正式に働きに行くがビザが切れてもそのまま働くケースも多い。タイ側で見つかると、罰金が科せられたり、刑務所に入れられることがある(ドラックなど)。 トラフィッキング・・・だまされて他国につれて行かれ 強制労働などさせられること。(人身売買) |